ライオンズマンションセントワーフ横濱
〈 499戸・2004年竣工 〉
築年数の経過とともに現れるマンション課題に対して意欲的に課題解決に取り組み、住民のライフスタイルの変化や時代のニーズに合わせた変化にも対応している『ライオンズマンションセントワーフ横濱』。これはひとえにマンション理事会の精力的な活動があってこそ実現できることです。高い出席率、アイデアを活発に出し合い主体的に参加する理事会体制、関係会社と連携協力しながら取り組むチーム力、マンション住民との丁寧なコミュニケーションづくりなど、『ライオンズマンションセントワーフ横濱』の理事会運営体制とコミュニケーション活動をご紹介します。
今でこそ理想的と言える理事会運営体制ですが、かつては理事会が長時間化し理事の負担が重くなっていたり、理事会出席率が低いなど理事会運営に苦労した時代がありました。そのような課題に向き合い、自分たちの共有財産であるマンションの管理を管理会社だけに任せすぎず主体的に行うためにマンションコンサル会社と契約。マンションコンサル会社にアドバイスを受けながら、理事の1年間で半数交代、担当班分け、分科会やメール連絡の導入、出席手当と辞退可能な仕組みの導入など、様々な改革を行い、現在のような効率的で活発な理事会主導の運営体制が確率されました。
理事会のC班(イベント班)と東邦レオを中心に運営されているマンション内イベント。毎年恒例の七夕イベント、クリスマスイベントを始め、地元農家さんの採れたて野菜を販売する「朝市」の開催、ハーブ類の無料提供や中庭ガーデンツアー、ローズマリー栽培イベントなどバラエティ豊かです。これらのイベントは住民同士のコミュニティ活性に欠かせないものであり、昨今注目されているマンション内共助力にも繋がっています。また、自然な場での交流や意見交換ができることで、マンションバリューアップ改修工事などでの合意形成をスムーズにすることにも貢献しています。年間イベントスケジュールと予算イメージは年度初めに立てられます。
多くの分譲マンションでは、日常的なマンション管理を管理会社にほぼ任せているケースが少なくありません。ライオンズマンションセントワーフ横濱も竣工当時からしばらくの間は、いわゆる「管理会社任せ」でした。しかし、理事会運営に課題が生じたことがきっかけでそれまでの管理組合や理事会のあり方、運営方法が見直され、自分たちのマンションを自分たちが主体的に関わっていこうという流れになりました。この改革によって理事会が主体となり『植栽・エントランスリニューアル』をはじめとする様々な取り組みが実現されていきました。そして、この動きは結果的に住民の住みやすさとマンション資産価値の向上に繋がっています。住んでいる人達の共有財産である分譲マンション。ライオンズマンションセントワーフ横濱は、これからも住民同士、そして外部サポーターと協力しながらより良いマンションへと進化していきます。